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iDeCoの年末調整のやり方|書き方・記入例・必要書類をわかりやすく解説

2026/4/22

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iDeCoの年末調整のやり方|書き方・記入例・必要書類をわかりやすく解説

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Capital Insight 編集部

2026/4/22 公開

iDeCoの年末調整の重要性

iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金は全額が所得控除の対象です。年末調整で申告することで、払いすぎた所得税が還付され、翌年の住民税も軽減される仕組みです。

逆に言えば、年末調整で申告しない場合、所得控除による節税効果は適用されません。手続き自体は数分で完了する内容のため、この記事を参考に適切に進めてください(制度詳細はiDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)および国税庁 No.1135 小規模企業共済等掛金控除をご確認ください)。

年末調整と確定申告の使い分け

状況手続き方法
会社員・公務員で、iDeCo掛金を自分の口座から引き落とし(個人払込)年末調整で申告
会社員・公務員で、iDeCo掛金を給与天引き(事業主払込)手続き不要(勤務先が処理)
自営業・フリーランス確定申告で申告
年末調整に間に合わなかった会社員翌年の確定申告で申告
年収2,000万円超の会社員確定申告で申告(年末調整の対象外)

年末調整の手順|3ステップ

ステップ1:「小規模企業共済等掛金払込証明書」を受け取る

毎年10月〜11月頃、国民年金基金連合会から「小規模企業共済等掛金払込証明書」というハガキが届きます。これがiDeCoの年末調整に必要な証明書です。

証明書のチェックポイント

  • 「合計金額」欄:その年に払い込んだ掛金の合計額が記載されています。この金額を年末調整の書類に記入します
  • 「見込額」と「確定額」:10月時点では1〜9月分が確定、10〜12月分は「見込額」として記載される場合があります。見込額を含む合計を記入する形で問題ありません

届かない場合・紛失した場合は、国民年金基金連合会(0570-003-105)に再発行を依頼してください。再発行には2〜3週間程度を要する場合があるため、早めの連絡が望ましいとされます。

ステップ2:「給与所得者の保険料控除申告書」に記入

勤務先から配布される年末調整書類のうち、「給与所得者の保険料控除申告書」にiDeCoの情報を記入します。

記入する場所と書き方

申告書の右下にある「小規模企業共済等掛金控除」の欄に記入します。

  1. 「確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金」の行:証明書に記載された合計金額(年間の掛金額)を記入
    例:月23,000円×12ヶ月=276,000
  2. 「合計(控除額)」の欄:上記と同じ金額を記入
    例:276,000

記入するのは基本的にこの2箇所です。

よくある記入ミス

  • 記入場所の間違い:「生命保険料控除」の欄に書いてしまうケース。iDeCoは「小規模企業共済等掛金控除」の欄です
  • 月額と年額の取り違え:記入するのは年額(月額×12ヶ月)。証明書の「合計金額」をそのまま転記する形です
  • 給与天引きなのに記入してしまう:事業主払込の場合は記入不要。二重控除のリスクがあります

ステップ3:証明書を添付して勤務先に提出

記入した保険料控除申告書に、ステップ1で受け取った「小規模企業共済等掛金払込証明書」の原本を添付して勤務先に提出します。提出期限は一般的に11月中旬〜下旬のケースが多いとされます。人事・総務部門に確認してください。

還付額の目安|年収別シミュレーション(試算)

以下は月23,000円拠出時の試算例です。実際の還付額は各種控除の状況により変動します。

会社員(企業年金なし)月23,000円拠出のケース

年収所得税率所得税の還付額(試算)住民税の軽減額(試算)年間合計(試算)
300万円5%約13,800円約27,600円約41,400円
400万円10%約27,600円約27,600円約55,200円
500万円10%約27,600円約27,600円約55,200円
600万円20%約55,200円約27,600円約82,800円
800万円20%約55,200円約27,600円約82,800円
1,000万円23%約63,480円約27,600円約91,080円

※所得税の還付額=年間掛金276,000円×所得税率×1.021(復興特別所得税含む)
※住民税の軽減額=年間掛金276,000円×10%(一律)
※簡略化のため基礎控除のみ考慮。実際の還付額は各種控除の状況により変動します。

還付金の反映タイミング

  • 所得税の還付:12月〜翌年1月の給与に上乗せされて反映されるケースが多い
  • 住民税の軽減:翌年6月からの住民税が軽減される形で反映され、毎月の天引き額が減少

年末調整に間に合わなかった場合

証明書の届きが遅れた、または提出を忘れた場合でも、翌年の確定申告(2月16日〜3月15日)で申告すれば同じ控除を受けられます。

さらに、過去5年以内の分であれば「更正の請求」によって遡って控除を受けることも可能です(国税庁 更正の請求)。

確定申告での申告方法(自営業・フリーランス向け)

自営業・フリーランスの場合は確定申告でiDeCoの控除を申告します。

  1. 確定申告書の「小規模企業共済等掛金控除」の欄に年間の掛金合計額を記入
  2. 「小規模企業共済等掛金払込証明書」を添付して提出
  3. e-Taxの場合は証明書データの電子送付も可能(マイナポータル連携)

英語圏の在日外国人向け税務ガイドでも「iDeCoの控除は年末調整で処理するのが簡便。雇用主が対応しない場合は確定申告で個別に申告」と解説されています。手続きの基本的な流れは日本国内に居住する方に共通です。

2026年12月の改正に伴う留意点

2026年12月から会社員(企業年金なし)の掛金上限が月23,000円から月62,000円に引き上げられる予定です。

  • 2026年の年末調整:12月分から新上限が適用されるため、証明書の金額には11月分までの旧上限+12月分の新上限が混在する可能性があります。証明書の「合計金額」をそのまま転記する形で対応します
  • 2027年以降の年末調整:年間を通じて新上限での掛金が反映されるため、上限まで拠出するケースでは還付額が増える計算となります

まとめ|iDeCoの年末調整のチェックポイント

  1. 10〜11月:国民年金基金連合会からの「小規模企業共済等掛金払込証明書」を受け取り、保管
  2. 11月:勤務先から「給与所得者の保険料控除申告書」を受け取る
  3. 記入:右下の「小規模企業共済等掛金控除」欄に、証明書の合計金額を転記(2箇所)
  4. 提出:記入した申告書+証明書の原本を勤務先に提出(期限は11月中旬〜下旬が一般的)
  5. 12月〜翌1月:所得税の還付が給与に反映
  6. 翌年6月〜:住民税の軽減が毎月の給与に反映

手続きを行わない場合、所得控除による節税効果は適用されません。年間数万円〜9万円程度の試算額となる手続きのため、期限内の対応が求められます。

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免責事項・出典

本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資判断・税務判断はご自身の責任において行ってください。過去のリターンや利回りは将来の運用成果を保証するものではなく、金融商品の価値は市場環境により変動します。当メディアは金融商品取引業者ではなく、個別の投資助言は提供しておりません。税制・法令は変更される可能性があるため、最新情報は金融機関・金融庁・国税庁等の公式サイトをご確認ください。個別の税務判断は税理士等の専門家にご相談ください。

主な出典(最終確認: 2026年4月)iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)国税庁 No.1135 小規模企業共済等掛金控除

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