Capital Insight
投資信託・ETF

インデックスファンドおすすめ10選【2026年版】初心者向けの選び方とコスト比較

2026/4/22

SHARE
イン
投資信託・ETF

インデックスファンドおすすめ10選【2026年版】初心者向けの選び方とコスト比較

ARTICLECapital Insight
C

Capital Insight 編集部

2026/4/22 公開

インデックスファンドとは?初心者向けにわかりやすく解説

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの株価指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。指数と同じ銘柄構成を保有する運用方法のため、運用コストが低く、値動きが指数と連動する点が特徴とされます。

英語圏でも「index funds are popular with investors because they promise ownership of a wide variety of stocks, greater diversification and lower risk — usually all at a low cost」(インデックスファンドは幅広い銘柄の保有、分散性、低コスト等の特徴があるとされる)と解説されています。海外の商品・税制は日本と異なるため、国内での判断は国内機関の情報を参照してください。

インデックスファンドの特徴

  • 低コスト傾向:銘柄を能動的に選ぶ手間がないため、信託報酬が比較的低い水準で設計されるケースが多い
  • 値動きの分かりやすさ:指数に連動するため、値動きの理由が説明しやすい
  • 分散投資:1本のファンドで数百〜数千銘柄に自動的に分散される

インデックスファンドを比較する際のチェックポイント

1. 信託報酬(運用コスト)

同じ指数に連動するファンドが複数ある場合、運用成果は指数に沿ってほぼ同様となる傾向があります。そのため信託報酬の差がリターンに影響しやすい要素とされます。2026年の水準では、年率0.1%以下を「低コスト水準」と見る向きが多いとされます。

2. 連動する指数で投資対象を決める

インデックスファンドはどの指数に連動するかで投資対象が決まります。

指数投資対象特徴
MSCI ACWI全世界47カ国先進国+新興国に幅広く分散
S&P500米国大型株500社米国経済の成長に集中
MSCI コクサイ日本除く先進国22カ国先進国に幅広く分散
TOPIX日本の全上場企業日本株市場全体に投資
MSCI エマージング新興国24カ国高い成長期待と相対的に大きな値動きを伴う

3. 純資産総額

純資産総額が小さいファンドは繰上償還(強制終了)のリスクがあります。100億円以上が目安とされ、1,000億円以上あれば規模の観点でのリスクは相対的に小さいと見る向きがあります。

4. 新NISA対応の有無

新NISAのつみたて投資枠で購入できるファンドは、金融庁が定めた基準を満たした商品に限られます。インデックスファンドの多くは対応していますが、個別にご確認ください(詳細は金融庁 NISA特設ページ)。

5. 実質コストの確認

信託報酬以外にも、売買委託手数料や監査費用などの「隠れコスト」があります。これらを含めた「実質コスト」は、各ファンドの運用報告書で確認できます。

【全世界株式】主なインデックスファンド

以下の信託報酬は2026年4月時点の各運用会社の公開情報に基づきます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

項目内容
連動指数MSCI ACWI
信託報酬0.05775%
純資産総額約10兆円規模(運用会社公表ベース)
投資対象47カ国・多数の銘柄

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で複数回上位を獲得しています。この1本で全世界に分散投資できる点が特徴で、初心者の最初の1本として選ばれるケースが多いとされます。

2. たわらノーロード 全世界株式

項目内容
連動指数MSCI ACWI
信託報酬0.05775%
純資産総額約500億円

eMAXIS Slimと同水準のコストで、ランキングの上位で紹介されることが多い商品です。

【米国株式】主なインデックスファンド

3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

項目内容
連動指数S&P500
信託報酬0.09372%
純資産総額約6兆円規模(運用会社公表ベース)
投資対象米国大型株約500社

個人投資家アンケート(2026年、552名対象の調査)では、支持率の上位に挙げられています。米国経済の成長に集中したい場合の選択肢の一つです。

4. 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)

項目内容
連動指数CRSP USトータル・マーケット・インデックス
信託報酬0.162%
投資対象米国株式市場全体(中小型株を含む約4,000社)

S&P500の500社に加え、中小型株も含む米国株式市場全体に投資するファンドです。より幅広い分散を求める場合の選択肢です。

【先進国株式】主なインデックスファンド

5. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

項目内容
連動指数MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬0.09889%
投資対象日本を除く先進国22カ国

日本を除く先進国に幅広く投資するファンドです。日本株を別途保有している方等に向く構成です。

6. ニッセイ外国株式インデックスファンド

項目内容
連動指数MSCIコクサイ・インデックス
信託報酬0.09889%

eMAXIS Slimと同水準のコストで、設定から時間が経っており運用実績の蓄積がある点が特徴です。

【日本株式】主なインデックスファンド

7. eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

項目内容
連動指数TOPIX
信託報酬0.143%
投資対象東証上場の全銘柄(約2,200社)

日本株式市場全体に投資するファンドです。全世界株式と組み合わせて日本株比率を調整したい場合の選択肢です。

8. eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

項目内容
連動指数日経平均株価(日経225)
信託報酬0.143%
投資対象日本の代表的な225社

TOPIXよりも大型株に集中した構成のファンドです。ニュースで日経平均の動向を把握しやすい点が特徴です。

【新興国・その他】主なインデックスファンド

9. eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

項目内容
連動指数MSCIエマージング・マーケット・インデックス
信託報酬0.1518%
投資対象新興国24カ国

中国、インド、ブラジル等の新興国に投資するファンドです。高い成長期待がある一方、値動きも相対的に大きい傾向があります。

10. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

項目内容
連動指数8つの資産クラスに均等配分
信託報酬0.143%
投資対象国内外の株式・債券・REIT

株式だけでなく債券やREIT(不動産投資信託)にも分散するバランス型ファンドです。株式100%のリスクを取らない運用を希望する場合の選択肢です。

信託報酬の比較一覧

ファンド名投資対象信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式全世界0.05775%
たわらノーロード 全世界株式全世界0.05775%
eMAXIS Slim 米国株式米国0.09372%
楽天・全米株式米国全体0.162%
eMAXIS Slim 先進国株式先進国0.09889%
ニッセイ外国株式先進国0.09889%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)日本0.143%
eMAXIS Slim 国内株式(日経225)日本0.143%
eMAXIS Slim 新興国株式新興国0.1518%
eMAXIS Slim バランス(8資産)8資産均等0.143%

ポートフォリオ構成の例

パターン1:全世界株式1本でシンプルに分散

eMAXIS Slim 全世界株式を1本で積立する構成は、最もシンプルなアプローチの一つです。全世界に自動で分散される設計のため、個別の銘柄選定の手間が少ない点が特徴です。

パターン2:全世界株式+日本株式

オルカンでは日本株の比率が相対的に低いため、日本株比率を調整したい場合はTOPIX連動ファンド等を組み合わせる方法があります。

パターン3:株式+債券のバランス型

株式100%のリスクを取らない構成を希望する場合は、バランス型(8資産均等型等)を選ぶか、株式ファンドと債券ファンドを組み合わせる方法があります。

インデックスファンドを購入できるネット証券の例

インデックスファンドは同じ商品であれば証券会社による運用成果の差はありませんが、積立サービスや特典に違いがあります。

証券会社ポイント投資クレカ積立最低積立額
SBI証券Vポイント等三井住友カード100円
楽天証券楽天ポイント楽天カード100円
マネックス証券マネックスポイントマネックスカード100円

まとめ

2026年のインデックスファンド選定の観点として、「低コスト」「広い分散」「長期継続」が挙げられます。

全世界分散をシンプルに実現したい場合、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を中心に積立する構成は代表的な選択肢の一つです。信託報酬0.05775%という低い水準で、全世界47カ国に分散する設計です。

ファンド選定以上に「選定したファンドを長期間継続する」ことが投資結果に影響する要素の一つとされます。新NISAのつみたて投資枠を活用し、無理のない金額から始める方法が紹介されることが多いです。最終的な選定はご自身のリスク許容度と投資方針に基づいてご判断ください。

あわせて読みたい

免責事項・出典

本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。過去のリターンや利回りは将来の運用成果を保証するものではなく、金融商品の価値は市場環境により変動します。当メディアは金融商品取引業者ではなく、個別の投資助言は提供しておりません。税制・法令・各金融商品の仕様は変更される可能性があるため、最新情報は金融機関・金融庁等の公式サイトをご確認ください。

主な出典(最終確認: 2026年4月)金融庁 NISA特設ページ、各運用会社の公式目論見書・運用報告書。

SHARE

関連記事