Capital Insight
家計・資産形成

年金はいくらもらえる?計算方法と早見表・不足分の対策を解説

2026/4/22

SHARE
年金
家計・資産形成

年金はいくらもらえる?計算方法と早見表・不足分の対策を解説

ARTICLECapital Insight
C

Capital Insight 編集部

2026/4/22 公開

年金はいくらもらえるのか

公的年金の受給額は、加入した年金制度(国民年金・厚生年金)、加入期間、収入によって異なります。「自分はいくらもらえるのか」を正確に把握するには、厚生労働省の公的年金シミュレーターねんきんネットで試算するのがおすすめです。

2026年度(令和8年度)の老齢基礎年金の満額は月額約7万608円(年額約84万7,300円)です。制度は毎年改定されるため、最新の金額は日本年金機構でご確認ください。

年金の種類と仕組み

年金の種類対象者特徴
国民年金(老齢基礎年金)20〜60歳の全国民加入期間に応じた定額。満額は40年加入で月約7万円
厚生年金(老齢厚生年金)会社員・公務員基礎年金に上乗せ。報酬と加入期間に応じて増加

厚生年金の概算方法

老齢厚生年金の年額は、おおよそ以下の計算式で概算できます。

年額 ≒ 平均年収 ÷ 12 × 0.005481 × 加入月数

ただし、これは簡易的な概算であり、実際の受給額は報酬の変動や制度改定により異なります。正確な試算には公的年金シミュレーターをご利用ください。

年金だけで生活できるか

総務省の家計調査によると、高齢無職世帯の平均的な月間支出は年金収入を上回る傾向があり、差額分を貯蓄の取り崩しで補っているケースが多いです。年金だけで生活費をまかなうのは難しい場合があるため、以下の対策が重要です。

  • 繰り下げ受給:受給開始を遅らせることで年金額が増額されます。最大75歳まで繰り下げ可能です
  • 新NISAでの積立投資:非課税枠を活用した資産形成も選択肢の一つです
  • iDeCoの活用:所得控除のメリットを活かした老後資金の準備
  • 長く働く:65歳以降も働き続けることで年金以外の収入を確保

年金額を確認する方法

確認方法特徴おすすめの人
ねんきん定期便毎年届くハガキ。50歳以上は見込み額が記載手軽に確認したい人
ねんきんネットオンラインで詳細な試算が可能条件を変えて複数パターンを試算したい人
公的年金シミュレーター働き方を変えた場合のシミュレーション転職・退職を検討中の人
年金事務所への相談対面で詳しい説明を受けられる複雑なケース(離婚・海外在住等)の人

筆者が金融データ分析の現場で見てきた中では、年金に関して最も多い誤解は「年金だけで老後は安泰」という思い込みです。実際には年金だけでは生活費の全額をまかなえないケースが多いため、現役時代からの資産形成が不可欠です。まずは公的年金シミュレーターで自分の見込み額を確認し、不足分に備える資産形成の方法を検討してみてください。

免責事項・出典

本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。過去のリターンや利回りは将来の運用成果を保証するものではありません。年金制度は毎年改定されるため、最新情報は日本年金機構でご確認ください。

主な出典(最終確認: 2026年4月)日本年金機構厚生労働省 公的年金シミュレーター総務省 家計調査金融庁 NISA特設ページ

あわせて読みたい

SHARE

関連記事