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新NISA口座はSBI証券vs楽天証券どっちがおすすめ?10項目徹底比較

2026/4/22

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新NISA口座はSBI証券vs楽天証券どっちがおすすめ?10項目徹底比較

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Capital Insight 編集部

2026/4/22 公開

SBI証券と楽天証券、新NISAを比較する観点

新NISA口座の開設先として、SBI証券と楽天証券は比較されることが多い証券会社です。両社とも新NISAの主要機能をほぼ同水準で提供しており、つみたて投資枠の銘柄数も約280本と同等です。一方、クレカ積立の還元率、ポイント制度、IPO投資、外国株の取扱い等に違いがあります。

本記事では、10の比較項目で両社の特徴を整理します(制度詳細は金融庁 NISA特設ページをご確認ください)。最終的な選定はご自身の状況に応じてご判断ください。

10項目で比較

1. つみたて投資枠の取扱銘柄数

SBI証券楽天証券
つみたて投資枠約280銘柄約280銘柄
成長投資枠(投信)約1,500銘柄約1,500銘柄

傾向:ほぼ同等。eMAXIS Slimオルカン、S&P500等の主要インデックスファンドはどちらでも購入可能です。

2. クレカ積立の還元率

SBI証券楽天証券
対応カード三井住友カード楽天カード
一般カード0.5%0.5〜1%
ゴールドカード1.0%0.75〜1%
プラチナ以上2.0〜3.0%1.0%
月額上限10万円10万円

傾向:一般カードでは楽天証券が相対的に有利となる場合が多く、プラチナ以上のカードを保有している場合はSBI証券の還元率が高い水準となる傾向があります。保有カードの種別によって比較結果が異なります(還元率は各社の時期により変動します)。

3. ポイント投資

SBI証券楽天証券
利用可能ポイントVポイント、Pontaポイント等楽天ポイント
NISAでの利用可能可能
経済圏連携三井住友・SBI経済圏楽天経済圏(SPU連動)

傾向:楽天経済圏(楽天市場・楽天モバイル・楽天カード等)を日常的に活用しているケースでは楽天証券のポイント連携の利便性が高く、三井住友系サービスを活用しているケースではSBI証券の連携が合いやすいとされます。

4. 積立頻度の選択肢

SBI証券楽天証券
毎日積立
毎週積立
毎月積立
複数日指定
奇数月/偶数月

傾向:SBI証券の方が積立頻度の選択肢が多い。ほとんどの運用者は「毎月1回」で対応できるため、差異の影響は限定的となる場合が多いです。

5. IPO投資

SBI証券楽天証券
NISAでのIPO購入可能不可
取扱実績(2024年)54社/86社(約90%)非対応

傾向:NISA口座でのIPO投資を希望する場合はSBI証券の対応範囲が広い状況です。楽天証券はNISA口座でのIPO購入に対応していません。

6. 国内株式の取扱

SBI証券楽天証券
取引所東証・名証・福証・札証東証・名証のみ
手数料(NISA)無料無料
単元未満株S株(手数料無料)かぶミニ(リアルタイム取引は手数料あり)

傾向:SBI証券の方が対応取引所が多く、単元未満株の手数料も無料の水準。東証銘柄中心の取引では差異の影響は限定的です。

7. 外国株式の取扱

SBI証券楽天証券
米国株
中国株
韓国・ベトナム・ロシア株
為替手数料(米ドル)SBI新生銀行連携で低コストやや高め

傾向:新興国株を含む外国株を取引する場合、SBI証券の対応範囲が広い。米国株のみの場合は両社に大きな差はありません。英語圏の在日投資家コミュニティでも「米ドルの為替手数料はSBI銀行連携が相対的に低い」と評価されています。海外の情報前提は日本と異なる場合があるため、国内公式情報を参照してください。

8. 銀行連携

SBI証券楽天証券
連携銀行住信SBIネット銀行 / SBI新生銀行楽天銀行
自動入出金◯(SBIハイブリッド預金)◯(マネーブリッジ)
普通預金優遇金利年0.03%〜年0.18%(マネーブリッジ適用時)

傾向:楽天証券+楽天銀行の組み合わせでは、マネーブリッジによる普通預金優遇金利が提供されています(金利は時期により変動)。

9. アプリ・利便性

個人の好みが大きく影響しますが、一般的な評価として:

  • 楽天証券:「iSPEED」アプリのUIがシンプルで初心者向けとされることが多い。積立設定もアプリから操作可能
  • SBI証券:機能が豊富な反面、画面がやや複雑とされることがある。2024年以降にリニューアルが進んでいるとの報告もあり、差は縮小傾向

10. ボーナス月設定

SBI証券楽天証券
ボーナス月の増額設定

傾向:両社ともボーナス月に増額して年間120万円(つみたて投資枠上限)を使い切る設定が可能です。

タイプ別の選択観点

楽天証券が選ばれやすいケース

  • 楽天カード・楽天銀行・楽天モバイル等の楽天経済圏を活用しているケース
  • アプリのUIの分かりやすさを重視するケース
  • 楽天ポイントでポイント投資を活用したいケース
  • つみたて投資のみを想定しているケース

SBI証券が選ばれやすいケース

  • 三井住友カード(特にプラチナ以上)を保有しておりクレカ積立の還元率を重視するケース
  • NISA口座でのIPO投資を検討するケース
  • 外国株(米国以外も含む)への投資を検討するケース
  • 積立頻度の柔軟な設定を求めるケース
  • 住信SBIネット銀行を活用しており為替手数料を抑えたいケース

選択の観点のまとめ

楽天経済圏を活用しているユーザーは楽天証券、三井住友系サービスやIPO・外国株の利用があるユーザーはSBI証券が比較的適合しやすいという傾向があります。両社ともインデックスファンドの品揃えに差はないため、つみたて投資のみを想定するケースでは、どちらを選んでも大きな運用結果の差は生じにくい設計です。最終的な判断はご自身の利用状況に応じてご判断ください。

金融機関の変更について

NISA口座の金融機関変更は年に1回可能です。ただし、変更手続きには1〜2ヶ月を要し、変更前のNISA口座で保有している商品はそのまま変更前の金融機関に残る(新しい口座には移管できない)点に留意が必要です。

「まず一方で始めて、合わない場合は変更する」という運用も制度上は可能です。

まとめ

比較項目対応範囲が広い方
つみたて銘柄数同等
クレカ積立(一般カード)楽天証券
クレカ積立(プラチナ以上)SBI証券
ポイント経済圏利用経済圏による
積立頻度の自由度SBI証券
IPO投資SBI証券
国内株の取扱SBI証券
外国株の取扱SBI証券
銀行連携の金利楽天証券
アプリの使いやすさ初心者向けは楽天証券と評される傾向

10項目のうち、機能の対応範囲ではSBI証券の項目が多めですが、楽天経済圏を活用しているユーザーにとっては楽天証券の連携性が大きな要素となります。ご自身のライフスタイルに合わせてご判断ください。

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免責事項・出典

本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。過去のリターンや利回りは将来の運用成果を保証するものではなく、金融商品の価値は市場環境により変動します。当メディアは金融商品取引業者ではなく、個別の投資助言は提供しておりません。税制・法令・各金融商品の仕様は変更される可能性があるため、最新情報は金融機関・金融庁等の公式サイトをご確認ください。

主な出典(最終確認: 2026年4月)金融庁 NISA特設ページSBI証券 公式楽天証券 公式、各社公表の取扱商品・サービス情報。

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